2012年04月16日
ひなたぼっこ通信4月号【毛利病院】

2月27日〜4月1日
()内は前月の人数
ロタウイルス腸炎、アデノウイルス腸炎の方が21名と増えてきました。感染防止につとめましょう。
咽頭結膜炎(アデノウイルス感染症) | 12(0)
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溶連菌感染症 | 8(10)
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感染性腸炎 | 45(20) |
水 痘 | 8(8) |
手足口病 | 0(0) |
RSウイルス感染症 | 15(33) |
伝染性紅班(りんご病) | 1(0)
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ヘルパンギーナ | 0(0) |
突発性発疹 | 2(2) |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 6(1) |
インフルエンザA型 | 44(201) |
インフルエンザB型 | 18(98) |
【ウィルス性胃腸炎(おう吐下痢症)について】
ロタウィルスやノロウィルス、アデノウィルスなどによる、うつる病気です。突然吐き始め、続いて水のような下痢(レモン色~白色)になります。熱がでることもあります。発熱やおう吐は1~2日で治まり、下痢は1週間くらいでよくなります。
【嘔吐がつよい時の水分の取り方】
(1)無理に飲ませない、食べさせない。
(2)塩分を含む水分(OS-1、アクアライトORSがおすすめ)を1回5mlで5分おきぐらいから開始し、大丈夫なら、すこしづつ量を増やしましょう。
(3)一度にたくさん飲ませると、吐いてしまうことがありますので、注意してください。水分が取れるようになったら、食事も少しづつ様子をみながらはじめてください。
【汚染された物の消毒方法】
(1)熱や塩素系漂白剤でウィルスを殺滅、除去します。
(2)タオルや食器などは1分以上の煮沸をします。
(3)汚物は塩素系漂白剤でふきとります。ふき取りに使用した物は処分します。カーペットについた汚物は、スチームアイロンで1分、熱消毒します。
【感染防止策】
感染防止には、石鹸での丁寧な手洗いやうがいなどの予防策が重要です。また、嘔吐や下痢による汚染物の処理には、次亜塩素酸ナトリウム製剤(ハイター)などの有効な消毒薬を、適切な方法で使用してください。
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予防接種情報 |

ロタウィルス腸炎、アデノウィルス腸炎の方が21名と増えてきました。
感染防止につとめましょう。
子宮頸がんワクチンの対象者が変更されました。
中学1年生~高校1年生までです。
予防接種の日時について
毎週月、火、木、金曜日14時~14時30分までにおいでください。接種後30分ほど院内に待機していただいております。
学校などで時間帯に間に合わない方は16時30分までにおこしください。時間に余裕を持ち遅れないようにお願いします。(時間厳守)午後の診察時間は15時からです。但し水曜日は14時からです。
予防接種は必ず1週間前に予約をしてください。
