2013年09月17日
ひなたぼっこ通信 9月号【毛利医院】

9月10日(火) | 4ヵ月健診 |
9月17日(火) | 歳6ヵ月健診 |

お知らせ
水曜日を除いて午後の診察は3時からです。2時からは予防接種の時間です。ご了承ください。
9/10日4ヵ月健診:3時からの診察予定です
9/17日1歳6ヵ月健診:3時からの診察予定です

感染症情報
7月29日〜8月25日 ( )内は前月の人数
咽頭結膜炎(アデノウイルス感染症) | 7(13)
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溶連菌感染症 | 0(2)
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感染性腸炎 | 6(6) |
水 痘 | 0(1) |
手足口病 | 7(32) |
RSウイルス感染症 | 11(0) |
伝染性紅班(りんご病) | 0(0)
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ヘルパンギーナ | 9(23) |
突発性発疹 | 3(1) |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 3(3) |
インフルエンザA型 | 0(0) |
インフルエンザB型 | 0(0) |
8月中旬から流行しています。
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★アデノウイルスについて
アデノウイルスは、50種類ぐらいあって扁桃炎や咽頭結膜熱(以前プール熱と呼ばれていたもの)、流行性角結膜炎(はやり目)、肺炎、胃腸炎などをおこします。扁桃炎や咽頭結膜熱は39℃~40℃の高熱が1週間ほど続く場合もあります。治療薬はとくにありませんので、水分補給をしっかりして安静にします。ただ、まれに重症の肺炎などをおこしてくる場合もありますので治るまではしっかりお子様の観察をしてください。
◎アデノウイルスのうち、咽頭結膜熱と流行性角結膜炎は、学校(保育園)感染症として出席停止の基準が定められています

★RSウイルスについて
RSウイルスは、かぜの原因のひとつです。
一生のうち何度もかかりますが繰り返し感染するうちに症状は‘ふつうの軽いかぜ‘程度ですむようになります。しかし、0から1才までの赤ちゃんが感染するとゼイゼイと息苦しくなることがあります。今までは寒い季節に多くみられましたが、今年は8月中旬より流行しています。発熱、咳や鼻水、鼻づまりなどかぜの症状で始まりますが、しだいに咳がひどくなり、ゼイゼイと苦しそうな息になってきます。ゼイゼイが治まっても、痰がからんだ咳が続きます。有効な治療薬はありませんので、少しでも痰づまりを防ぐため去痰剤を投与したり痰を吸引したりします。
*RSウイルス検査は外来では1才未満の児のみ保険診療で認められています。インフルエンザのように有効な治療薬もありませんので、全員に検査するわけではなく重症化のリスクが高いと判断した場合には、1才以上でも検査をすることがあります。
*外来での治療で治っていくことが多いですが重症になった時は入院して酸素吸入が必要になることもありますので、ご心配な時は遠慮せず繰り返し受診して下さい。

8月31日~9月1日にかけて日本外来小児科学会
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テーマ「こどものためのコンダクターになろう」に参加してきました。
医師、看護師、事務部門、総合部門に別れ勉強してきました。
興味を持ち取り入れられそうな話や、再確認した話などたくさんの勉強ができました。
予防接種の中で、他院はどのようにしてロタワクチンを飲ませているのか、また、まちがいがおこらない工夫をどのようにされているのか、日頃から考えていることが聞くことができました。
おのおのが聞いて来たことを皆で話し合いよい情報が提供できればいいと思います。
Posted by 医療法人竜門堂 at 19:51│Comments(0)
│毛利医院
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