2012年12月22日
ひなたぼっこ通信12月号【毛利病院】

10月29日〜11月25日 ( )内は前月の人数
咽頭結膜炎(アデノウイルス感染症) | 5(1)
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溶連菌感染症 | 20(6)
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感染性腸炎 | 48(10) |
水 痘 | 19(11) |
手足口病 | 0(0) |
RSウイルス感染症 | 12(18) |
伝染性紅班(りんご病) | 0(0)
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ヘルパンギーナ | 0(1) |
突発性発疹 | 3(3) |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 9(7) |
インフルエンザA型 | 10(4) |
インフルエンザB型 | 0(0) |

感染性胃腸炎
(おう吐・下痢)が流行中
毎年11月から3月は、感染胃腸炎が多発する時期です。ノロウイルスに代表される感染胃腸炎の症状は、おう吐・下痢・腹痛・発熱などで、感染してから症状がでるまでの潜伏期間は1~2日です。大半の方は軽症で3~4日で回復しますが、一部の方では脱水症状をおこすなど注意が必要です。
感染防止には、石鹸での丁寧な手洗いやうがいなどの予防策が重要です。また、おう吐や下痢による汚染物の処理には、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)などの有効な消毒液をつかって適切に処理をしましょう。
汚染された物の消毒方法
熱や塩素系漂白剤でウイルスを殺滅、除去します。タオルや食器などは1分以上の煮沸をします。汚物は塩素系漂白剤に浸けてから洗濯してください。カーペットについた汚物は、スチームアイロンで1分間熱消毒します。
おう吐が続くときの水分の取り方
無理に飲まない、食べさせない。塩分を含む水分(OS-1、アクアライトORSがおすすめ)を1回5mlで5分おきぐらいから開始し、吐かなければ少しづつ量を増やしましょう。水分が取れるようになったら、食事も様子をみながら少しづつはじめてください。

予防摂取情報
ポリオ、インフルエンザ、4種混合と次々にワクチンが始まりました。予防接種時間が大変込み合っています。また、駐車場も混雑し,ご迷惑をおかけして申しわけありません。スムーズに予防接種ができるように問診表は事前に取りにきていただき、自宅で記載していただきたいと思います。
*予防接種の時間帯ではお薬の処方などは基本、お断りさせていただきます
体調が良くないと思われる場合は無理せず予防接種をキャンセルして、診察を希望される場合は、予防接種優先時間帯をさけて受診をお願いします。
予防接種の時間14;00~15;00は予防接種の優先時間となっています。
インフルエンザワクチンはお済みですか?
当院は今月(12月)一杯で終了となります。もしご希望の方はお早めにお越し下さい。ワクチン注意事項冊子にも書いてありましたが、毎年接種している小学生以上は1回でもいいとありました。小学生以下の子どもさんは2回接種になっており2~4週の間隔で接種します。お早めにお越しください。
スタッフより
H24年度もいろんな事がありました。沢山のワクチンの開始などなどすこしでも皆さんに良い情報が提供できればと頑張ってます。時々ねたがなくなりますが・・H25年度もさらにわかりやすく情報提供ができるように頑張ります。
ありがとうございました。