2014年01月16日
ひなたぼっこ通信 1月号【毛利医院】

新年あけまして |
おめでとうございます |
(旧)毛利病院が現在の診療所、毛利医院として開業して今年で20周年を迎えます。「山内町に小児科を!」という前院長の遺志を引き継ぎ、平成17年から院長として何とかやってこられたのも、縁の下で支えてくれるスタッフや、何といっても受診してくださる患者さまのおかげだと改めて感じているところです。病を通していろいろ教えてくれる子供たちやそのご家族に、少しでもお応えできるよう、今後ともスタッフともども学ぶ姿勢を忘れず努めていきたいと思います。二十年の月日が経ち、建物の老朽化や、それ以上に私自身の老朽化(笑)の問題もありますが、子供たちのたまらなくかわいい笑顔のために、まだまだがんばります。今後ともよろしくお願いします。毛利医院 院長 毛利陽子 |
感染症情報
12月2日〜1月5日 ( )内は前月の人数
咽頭結膜炎(アデノウイルス感染症) | 8(7)
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溶連菌感染症 | 30(5)
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感染性腸炎 | 64(22) |
水 痘 | 1(2) |
手足口病 | 8(6) |
RSウイルス感染症 | 4(8) |
伝染性紅班(りんご病) | 0(0)
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ヘルパンギーナ | 0(0) |
突発性発疹 | 6(2) |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 0(0) |
インフルエンザA型 | 0(1) |
インフルエンザB型 | 4(0) |
インフルエンザについて |
症状

寒気、熱、全身がだるい、頭痛、関節痛、咳、鼻水
検査

症状が出始めて12時間から24時間が最も検査に適しています。症状が出てすぐ来院されても、正しい判断ができない場合があります。検査を受けて陰性(-)でも、インフルエンザではないとは断言はできません。翌日再度検査においでいただくことがあります。
登園、登校

学校は、発症した後(発症した日を0とし)5日を経過し、かつ解熱した後(解熱した日を0として)2日を経過するまで出席停止。保育園、幼稚園、託児所は、発症した日を0として発症から5日間かつ、解熱した日を0として解熱後3日間は登園禁止。熱が下がっても咳などの症状がある方はマスクを着用して登園、登校して下さい。結局1~2日で解熱したとしても、長く休む必要がありますね・・
感染拡大防止のために
人ごみをさけ、出かける時はマスクを着用し、帰ったら手洗い、うがいを忘れずにお願いします。現在AとBのインフルエンザが同時に流行しています。今シーズン一度かかった方でも,また別のタイプのインフルエンザにかかるおそれがあります油断せずにマスクの着用をお願いします。

感染胃腸炎(おう吐、下痢)について |
12月号にも載せていましたが感染胃腸炎は、おう吐、下痢、腹痛、発熱などで、感染して症状がでるまでは1~2日です。大半の方は軽症で3~4日で回復しますが、一部の方では脱水症をおこすなど注意が必要です。感染防止には、石鹸での丁寧な手洗いやうがいなどの予防が必要です。もし身近な方が感染したら、吐物の処理には、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター、ミルトン)で浸け置き消毒をしますがその後の石鹸での手洗い、おむつ交換後の手洗い忘れずにおこなってください。カーペット、布団類は、スチームアイロンで消毒してください。アルコール消毒は無効です。

ひろげよう咳エチケット |
インフルエンザの季節でもありマスクは必需品です。熱、咳、鼻水の症状が1つでもあればマスクを着用しましょう。布マスクはおすすめできません。できるだけ目の細かい不綿布のマスクでシート状のものを着用してください。せっかく着用するなら防げるマスクで防ぎましょう。 |